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日本橋

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日本橋
1911年(明治44年)
設計:米元晋一
意匠設計:妻木頼黄
1999年、重要文化財に指定。

1603年(慶長8年)、徳川家康の代に日本橋がかけられ、
全国各地へ通じる街道の始まりの位置とされる。当時は木造。
1911年(明治44年)、現在の石造橋が架設。
東京市技師の米元晋一が主任技師として橋梁設計及び工事を監督。
装飾部は、妻木頼黄の考案に基づき、東京美術学校が製作。

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ルネッサンス様式の花崗岩のアーチ式橋。
御影石を使った石の橋は、現在、東京に2つ残されており、
その2つが日銀前の旧常磐橋とこの日本橋。

日本橋の銘は徳川慶喜の筆。
架設時に橋中央に立てられた“東京市道路元標”は、
昭和42年、日本橋通りの整備に伴い、橋の北西側たもとに移設。
代わりに50cm四方のブロンズ製の“日本国道路元標”がはめ込まれており、
これは当時の総理大臣、佐藤栄作の筆によるもの。

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獅子と麒麟は手向山の運慶作を模したもの。
獅子は“守護”を現わしているとか。
獅子がもっているのは東京市の紋章。

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グリフィンだと思っていたら麒麟。繁栄を現わす。

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さらに、街道の起点の意味で、松と榎がデザインされている。

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1964年の東京オリンピック開催に際し、高速道路を建設。
準備期間が短かったため、新に用地取得の必要がない
川の上空が高速道路の用地となった。
現在、日本橋再生の一環として、高速道路を移設し、
景観を取り戻そうという動きも起こっている。

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ライトアップ。

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