神保町 その1
古書店街として有名な神保町。
歩いているとおやっと思うほどモダンな外観のお店に出会います。
いわゆる看板建築と呼ばれる建物の外観のみを装飾した商店は
かつては東京のあちこちにあったそうですが、現在では数少なくなりました。
公的な建築物でもなく、オフィスビルでもなく、カバン屋や本屋など
街の小さな商店がこれだけ粋なデザインをめざしていたことに感動します。
(昼間は人と車が多くて撮影しづらいので、開店前の朝方に撮影しました。
そのため、どのお店のドアも閉まっていますが、大半のお店は現在も営業中です。)
靖国通りを九段下から神保町へ向かう途中、
九段下ビルの近くにあるカバン屋さん。
上の建物のアップ。装飾が素敵。
ぎゃらりぃ繪。
※『看板建築』によると、この建物は元沢書店。
以前は銅板張りで1階と2階の間にはアーチと江戸小紋を模した手摺があった。
デザインは沢書店のお嫁さんによるものだそう。
矢口書店&古賀書店。
映画・演劇・シナリオ専門店というところが渋い。
矢口書店を横から見たところ。隣の篠崎運送店も渋い。
神保町の交差点にある廣文館書店。
大久保書店。
一誠堂書店。
このファサードでメガネ屋さんというところがユニークな三鈴堂眼鏡店。
以前は同じデザインの建物が4軒ならんでいたが、半分は取り壊されて工事中。
三鈴堂眼鏡店を横から見たところ。傾斜のある屋根もユニーク。
神保町その2に続く。
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