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日比谷公会堂

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日比谷公会堂
1929年(昭和4年)
設計:佐藤功一

1920年(大正9年)に東京市長に就任した後藤新平が、
東京市政のための独立調査機関として、
1922年(大正11年)、東京市政調査会を設立。
1929年(昭和4年)、安田財閥の創始者である安田善次郎の寄付によって、
公会堂を付属した会館を建設。
会館は調査会が使用し、公会堂は東京市の管理に委ねた。
上の写真、左側部分が「市政会館」、右側が「日比谷公会堂」。

建築家8名によるコンペの結果、佐藤功一の設計が当選。
佐藤功一は、早稲田大学大隈記念講堂、岩手県公会堂なども手がけています。
(ちなみに、安田善次郎は東大安田講堂の建設資金も寄付しています)

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日比谷公会堂の入口。
この日行なわれていたのは全国中小業者決起大会。
こういうまじめな集会や大会が日比谷公会堂にはよく似合う。
1960年10月12日、日比谷公会堂で演説中の社会党浅沼委員長が
17歳の右翼少年、山口二矢に刺殺される事件が起こっている。

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後になって付けられたものだと思うが、窓や扉の装飾にも
建物のレトロ感をじゃましない気配りが感じられる。

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「館書図門専政市」と書かれた入口。

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内幸町の側から見た市政会館。

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帝国ホテルに取材に行ったときに、日比谷公会堂全体がよく見えたので
一緒にいたカメラマンに頼んで撮ってもらいました。
日比谷公園の緑との調和を考えて外装のタイルを選んだというだけあって、
公園の中にたたずむ姿が美しい。

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