カレッタ汐留
電通本社ビル
2002年11月
設計:大林組
デザインパートナー:アトリエ・ジャン・ヌーベル ジャーディ・パートナーシップ
施工:大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店
数ある汐留の高層ビルの中でもめだっていた、カレッタ汐留内の電通本社ビル。
フランスの建築家ジャン・ヌーベル氏によるこのビルは、
汐留シティセンターとともに「ガラス張りの高層ビルだらけ」
という汐留のイメージを作り出している気がします。
ビルのデザインはすごく美しいんだけどとても無機質で、汐留というスペース自体が、
どこか違和感と唐突さを感じるのと無関係ではないでしょう。
最近、こうした海外の有名デザイナーによる
奇抜で都会的なビルがたくさん建てられていますが、
それって本当に街の風景として正しいのかなとも思います。
ちなみに、カレッタとはアカウミガメの学名“Caretta Caretta”に由来するもので、
“スローライフ”の象徴なんだそうだ。
電通四季劇場「海」があるキャニオンテラスは、ジョン・ジャーディ氏のデザイン。
地上48階、地下5階
「白からダークグレーまで11色のグラデーションのガラスカーテンウォール」とか、
「フランスのガラスメーカー、サン・ゴバン社が製作した、
延べ3万平方メートルに及ぶセリグラフィー入りの強化ガラスが使われている」とか。
中央部分をエレベーターが上下する。
カレッタ汐留
「太古の“岩”を水が削りとって生まれた“渓谷”をイメージしたキャニオンテラス」
とのことですが、何のことだか。
電通四季劇場「海」があり、『マンマ・ミーア』のポスターが見えます。
カレッタ汐留のキャニオンテラスを正面から見たところ。
« 信濃町煉瓦館 | Main | 日テレPLAZA »
« 信濃町煉瓦館 | Main | 日テレPLAZA »
Comments