赤坂離宮
迎賓館(赤坂離宮)
設立:1909年(明治42年)
設計:片山東熊、東宮御所御造営局
(1974年、村野藤吾により改修)
ファッション雑誌のロケ場所として載っていたのを見て
一度は行って見なくちゃと思っていた赤坂離宮です。
ホテルオークラで取材があったので、
帰りに紀尾井坂を通って四ッ谷方面に出ると、突然、この別世界が現われました。
四ッ谷の道を曲がったらヨーロッパみたいな。
ただ、この建物だけでなく、前の公園や並木道、
ここらへん一帯が別世界なので、それほど違和感はないかも。
大正天皇の皇太子時代の新居として建てられ、
東宮御所、仮皇居、離宮と変遷をくりかえし、現在では迎賓館として使われています。
迎賓館なので当然、簡単に中に入れるわけもなく
正面の門は閉ざされ、常時、警備員がいます。
鉄柵の間から写真を撮っていたら、ジロジロ見られました。
よくいわれる「ベルサイユ宮殿を模倣した」
というのは単なる通説で、フランス系バロック様式でも
ウィーン王立劇場、フランス海軍省、ルーブル宮殿などがモデルだとか。
まあ、でもこの建物を見たら、「あー、ベルサイユ」って思っちゃう気持ちもよくわかる。
東京にこんなヨーロッパ建築を建てちゃうなんて、
明治ってのはある意味、幸せな時代ですね。
門から建物まではとっても遠い。
ヨーロッパ建築の前庭に松ってとこがすごい。
門もとってもゴージャス。
左隅に写っているのは、衛兵のための哨舎だとか。
道をはさんだところにある公園。こっちもちょっとヨーロッパ風。
離宮まで続く並木道。デートスポットらしくカップルが散歩してました。
前に止まっているじゃまな車は警備カー。
Comments