聖路加国際病院
設立:1933年(昭和8年)
設計: アントニン・レーモンド、B. フォイエルシュタイン、J. V. W. バーガミニー コメント
施工:清水組(現在の清水建設)
一部を残し1997年(平成9年)改築
聖路加のあたりには仕事でときどき行くのですが、
このあたりはレトロな建物が多いので
前からゆっくり見たいと思っていました。
一番、印象的な建物がこの聖路加国際病院。
1997年に礼拝堂など一部を残し改築されているので、
中央部のみレトロ感が残っています。
(正確には1992年に隣りに建てられた新館が現在の聖路加国際病院。
この旧館は病院としてのほか、聖路加看護大学の施設として使われているようです。)
この中途半端な改築はなんとかならなかったのかとも思いますが、
病院なので近代化はしかたないのかもしれません。
築地明石町が外国人居留地だったため、
このへんには異国風の建物が多いのだそうです。
アメリカ人が設計した聖路加病院があったので
空襲をまぬがれ、今でも古い建物が残っているとも言われています。
ちなみに聖路加とはキリストの弟子で医者だったセント・ルカのこと。
そのほか、病院のすぐ隣りには明石小学校、
学校の向かいにはカトリック築地教会があり、
病院の後ろには聖路加ガーデンがそびえ立っています。
それぞれ病院、教会、学校なので内部見学は難しそうですが、
聖路加ガーデンはまたゆっくり見に来たいと思います。
タイルのモザイクが美しいチャペル部分。
聖路加病院と後ろにそびえる聖路加ガーデン。
通りから病院の側面を見たところ。
門の部分にあった鉄柵。
なにげにここらへんもかっこいい。
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